強運。


『KING&QUEEN』商業配信は、もう4年以上本編を追加してないのですが、ありがたいことにまだ続いています。取り扱って下さってる(株)六式様には、本当に本当に感謝しかありません。

先日偶然、「スキマ」という漫画サイト様のK&Qのレビューページを発見しました。
配信中の電子書店は一覧で確認できるシステムになってるんですが、レビューや感想などがついてるのかは見に行くしかないんです(投稿サイトみたいに通知は来ないので)。今までこちらはチェックできていませんでした。

こんなふうに思って下さる方々がいたんだ、って、ちょっと涙出ちゃいました。
な、なんか、否定的なレビューは削除するシステムでもあるの???(多分ない)って真剣に考えちゃったくらい。

私が描けずにいた期間にも、読んで下さってレビュー入れてくれた方がいたんだなあ…って、ありがたいし、申し訳ないし…本当に、今まで読んでなくてごめんなさい(ここに書いても届かないけど)。

読者の方も、良かったら見てみて下さい。本当、嬉しかったので✨

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赤組白組

進行中のAct.5、『海桐戦』では、海陵が赤組・桐峰が白組、というイメージで作画しています。漫画の方はモノクロなので、トーンの濃さが違うだけになっちゃうのですが、練習で描いているものに色をのせてみました。

細いけど男子の体型で、体のラインが出るようなシャツの着方をしてほしいなー…と練習してます。
キングたちよりクイーンたちの方が、いつも作画にこだわりがありますね。



 
OEKAKIのところにキングたちと芳野も並べてあります。


『KING&QUEEN Act.5』(p59~75)を公開しました。

Act.5、17枚更新しました
途中、Act.6のことをお尋ねしたり小説の絵のことでバタバタしたりと、手が止まってしまう時もあったわりには良いペースで描けた感じです。次回でAct.5完成なので、早めにお届けできるよう頑張ります。

今回の高架下のシーンは、私としては(笑)ラブシーンです!
単行本版にはなくて、光馬の感じていることをきちんと描きたくて入れました。
ストレートに言ってしまうと、「貴生が俺を選んだのは、綜馬の弟だからで、俺自身を見たわけじゃない」ってことを、、桐峰の二人の関係を見て、普段はあまり感じないのに考えてしまった…そんな光馬の気持ちを受け入れた上で払しょくする貴生…ということなんですが、いかがでしたでしょうか。皆さんに伝わってるといいな。




先日、お仕事で作品作りに関わっておられる読者さんに、お話(DM)を伺う機会がありました。

KQの読者さんとしての視点と、一般的な多くの読者・ユーザーを意識したプロとしての視点と、両面から分析していただいて、いろいろ「なるほどなあ」と納得させられました。

今回の更新分にも言えることだとおもうんですが、K&Qに登場するキャラクターたちの言動って、どう解釈されるかが人によって異なるみたいなんですね。

 

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単行本版K&Q第2巻をお持ちの方へ

単行本版K&Q第2巻をお持ちの方へ、お願いがあってこの記事を書いています。

Act.5も後半に入って、Act.6のことを考え始めています。

Act.6は、「桂木千晴」という転校生が光馬のクラスに入ってきますが、Act.5の夏樹も海陵から桐峰へ「転校」しているので、5・6と転校ネタが重なります。
紙版を描いているときは、あまり気にしていなかったのですが(当時の担当さんにも何も言われず…)、リメイクにあたり、この点がずっと引っ掛かっています。

夏樹は高校入学のタイミングなので、「転校」という印象は2000年当時あまり感じなかったのですが、時代が変わり中高一貫校が私立校の多くを占め、夏樹が「転校した」という印象の強さが増したことも、私が気になってしまう原因の一つかもしれません。

今、桂木千晴を転入生ではなく普通の在校生として描くシナリオを考えているのですが、Act.5以上に全体を作り直すことになるので、テーマ(光馬をめぐって貴生と争う存在の登場)を変えずにまとまるのか、ちょっと気が遠くなっています…。

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『KING&QUEEN Act.5』(p50~58)を公開しました。

やっとここまで来ました…。
この貴生と夏樹のシーンは、何年迷ってたんだろう…(漫画自体が描けない時期も長かったので)。


最初の方の、夏樹が「俺をキングに選んだか?」のところで蒔いた種を、この回で刈り取りました。
はっきりとした言葉でキャラの気持ちを表していないので、受け止め方は人それぞれ…な部分はあるとは思ってるのですが、「夏樹は海陵&貴生に執着があるんじゃなくて、桐峰&玲を大切に思ってる」ってこと、どうにか伝わったでしょうか…💦
こういうこと書くのたぶんカッコ悪いけど、不安で不安で…というくらい、今回悩みました。
今も、もう絵を直すことはないけど、セリフはちょっと迷いがあります。

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